チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

2018年本屋大賞が発表された!

ついに今年の10冊が発表!

「かがみの孤城」入ったね!おめでとう!どストライクな作品だね。
「騙し絵の牙」入ったね!文芸の枠組みを超えた超エンタメ作品だね!塩田武士は2年連続なのかな?一流の仲間入りだ。
2年連続といえば小川糸、「キラキラ共和国」おめでとう!
「AX」伊坂幸太郎、常連さんだね。今回もそうだけど、ラインナップされる時いつも一番上なのは、大御所だからと思っていたけど、「あ」から始まるからなのね。
あとは知念実希人「崩れる脳を、抱きしめて」ちと恐ろしいタイトル。この人のはミステリーでありちょっとラノベっぽい雰囲気もあり絶妙な読みやすさだね。
原田ハマも2年連続?ゲルニカの人だっけ?違ったかな
セカオワの人は入らなかったなあ。先生方と書店員さんではまた感覚が違うということかな。

早速今日は帰りに本屋さんに行こうかね!

子育てすることと、お手伝い育メンは全く違う

うちではふたりのチビを保育園に預けており、朝の送りは僕が、お迎えは妻が行っている。
妻は慢性的に体調に問題があるので、僕が終業時刻にダッシュして帰宅し、妻とバトンタッチ。チビ達の風呂、食事をすべて僕がやる。
昨年、妻の体調が本格的に悪くなってきた時に、つまが言った。「私も一般社員として働いているのに、なぜ私だけ時短で、帰りに寄り道することも許されず、自分の時間ももらえないのか?もうくたくたでカジなんかできない!」と。

時短して、チビの相手して、一緒に絵本読んで、それの何が不満なんだろうと、当時は不思議だったが、そんなに言うなら俺も夜は残業せず帰宅して、夜の世話をすべてしてやるよ、と別に切れるわけでもなく、楽勝の気持ちで請け負った。

が、未就学児の相手は想像以上に大変だった。休日には公園に連れて行ってやったりしていたので、かなり育メンな俺と自負していたのだが、夜の世話を全てするようになって、育児のお手伝いをするのと日々の生活の世話をするのは全く別物だということがわかった。

まず、ご飯なんて待ってくれない。そこらへんにあるものを次々食べてしまう。ミカンをあげて待ってろと言ってもぺろっと食べて、もっとくれと大声で離れない。まな板の上のもの、鍋の中身を見せろとせがみ、駄目というと多泣き。従ってご飯の用意は遅々として進まない。ようやくできた頃には、チビ共はなんとなくお腹いっぱいでもはやテーブルにじっとしていられない。大量に残る。果物食わせろと喚く、お前らがもう全部食ったろう!と怒鳴ると大泣きするか冷蔵庫を全開放で果物を探す。

風呂に入らない。やっと入ったと思ったら
お風呂用おもちゃを次々に投げ込み、錆びてるものカビてるものも容赦なくなげコム。2〜3日入った古いお湯でもガブガブ飲んで吐き出して掛け合う。上の子は6歳にもなってズボンもシャツも裏返しのママ、脱ぎ捨てたママ。2歳はオムツごとズボンを洗濯機に入れる。一度見落として洗ってしまい、すべての服にゼリーがまぶされて地獄を見た。

部屋の中は出しっぱなしの絵本、プラレール、バナナの皮、ミカンの皮、靴下、裸のDVD、等々、それらを拾って歩く先から新たなものが床に撒き散らされる。

そこへ、「ウンチした!!」の申告。オムツを取り替え、うんちをトイレに流そうとすると自分がやると行って離さない。すったもんだの挙げ句、じゃあ頼むと任せると、べっとり手にウンコをつけて逃走。

そんなクタクタな状況で就寝時間が来て、さあ電気消すぞ!と掛け声を上げても、まだ歯を磨いていない、絵本を読みたかった、人生ゲーム一回だけやりたい、歯を磨いたのにお芋を食べちゃったなど、もう最後はこっちが布団かぶって、本当にごめん、お父さん今日はもうだめだわ、本当にごめん、といってなんとか打ち切り、消灯に至る。

さらに本当はチビが寝たあと起きて、洗濯物を乾さないと明日着るものがないという状況もあるのだが、もう体が言うことを聞かない。

自動乾燥機で仕上がった服たちはどんどん積み重なっていくし、いつもキッチンには洗い物がある状態だし、、、これが子育てなのだ。子供にウケる遊びで人気者になってる暇わないのだ。


今そんな毎日なんで、ブログが息抜きです。読んて下すってありがとうございました。。

本屋大賞 過去受賞作の分析とその挫折

さて今週18日には待ちに待った
本屋大賞2018年の発表だ!

ただ、私は一つ疑問に思うことがいつもあった。
同じように1位に輝いても
ものすごく話題になっている感じがする年と
そうでない年があるように感じるのだ。

(私だけだろうか?)

 

そこで
過去の本屋大賞1位に輝いた作品の、その年のノミネート作品内におけるインパクトを比較してみた。
(ただし、あくまで僕が得られる情報と僕の印象をもとにした超勝手分析です!
そして結論から言ってしまうと、全然全くなんだそりゃという結論です。いや結論ですらないので、だらだらと過去受賞作を追うような気持で読んでもらえればと思います)


まず前提として
本屋大賞は1次も2次も、全国の書店員の投票により決まるが
2次の場合、書店員は1次でノミネートが決まった10作品に対して
1~3位までをそれぞれ投票し、
その時
1位=3点
2位=2点
3位=1.5点
という点数の振られ方をし、各タイトルがその合計点で最終結果を競い合う形だ。

(ただしこれは2006年の第3回本屋大賞以降の配点で、
大賞開始から2005年までの2年間は、それぞれ上から
5点、3点、2点
という振り方だったようだ。この微妙な軌道修正の事情は分からないが、まあ、業界の中の
話なので色々あったのだろう。)


以上を前提として
「1位作品の大賞におけるインパクト」の出し方はこうだ。


やり方は「1位~10位までの配点の合計点」に占める
「1位タイトルの点数」のシェア
(つまり「1位タイトルの点数」÷「1~10位全ての点数の合計」)
という形で
その年の1位のタイトルの圧倒的度を比較してみようと思う。

早速以下が集計結果だ
本屋大賞HPに出ている数字を使って計算しています。)
https://www.hontai.or.jp/history/

・2017年:16.8% 恩田陸『蜜蜂と遠来』(幻冬舎)得票378.5点/全体合計2249点
・2016年:17.3% 宮下奈都『羊と鋼の森』(文藝春秋)372/2151.5
・2015年:17.2% 上橋奈穂子『鹿の王』(角川)383/2223
・2014年:14.6% 和田竜『村上海賊の娘』(新潮社)366.5/2509
・2013年:16.2% 百田直樹『海賊とよばれた男』(講談社)278/1717.5
・2012年:21.1% 三浦しをん舟を編む』(光文社)510/2411.5
・2011年:13.5% 東川篤哉謎解きはディナーのあとで』(小学館)386.5/2853.5
・2010年:16.9% 冲方丁天地明察』(角川)384.5/2275
・2009年:17.8% 湊かなえ『告白』(双葉社)411/2314
・2008年:20.8% 伊坂幸太郎ゴールデンスランバー』(新潮社)509.5/2453.5
・2007年:21.0% 佐藤多佳子『一瞬の風になれ』(講談社)475.5/2264.5
・2006年:14.9% リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』(扶
桑社)279/1875
※この年のみ1次審査で10位タイのため11作品のノミネートで2次審査が行われている。
・2005年:20.2% 恩田陸夜のピクニック』(新潮社)374/1849
・2004年:21.8% 小川洋子博士の愛した数式』(新潮社)202/926


(あ~入力疲れた!)

さて以上が結果だが、
タイトルインパクト比較の前に感じたのは、まあ新潮社の多いこと。
2017年から遡るにつれて「もしや、出版社持ち回りで1位を決めているんじゃ?」などと邪推
しながら集計を進めていたが、2004年の大賞スタートの時など新潮社が2年連続で大賞受賞、
その次は突然扶桑社と来るので、全くバイアスはかかっていないことが分かった。


と、それはおいておいて
その年の1位のインパクト比較である。
だいたいがシェア20%以下だが
一番高かったのが
2004年の小川洋子博士の愛した数式』21.8%
だ。

そして一番低いものは
2011年の東川篤哉謎解きはディナーのあとで』13.5% 
となる。

う~ん、どちらもものすごく話題になっていた気がするが
特に『謎解きはディナーのあとで』は
カバーデザイン、タイトルから連想させるイメージが牽引したのか
ネット界隈ではとても話題になっていたのを記憶している。

そして低いのから2、3番目の
村上海賊の娘』14.6%
『東京タワー』14.9%
これらもすごく話題になっていた気がする。

う~ん、、、
とここまで考えてふと考えてみた。
割と若い人向けのパッケージ(カバーデザインとかタイトルとか)の場合、
僕にとっての印象はよく、
逆に本屋大賞内のインパクトが低くなるのかもしれない、、、


で以下がインパクト順に並べ替えてみたもの。
上からインパクトが高いものだ。

 

インパクト1位
小川洋子博士の愛した数式


インパクト2位
三浦しをん舟を編む


インパクト3位
佐藤多佳子『一瞬の風になれ』


インパクト4位
伊坂幸太郎ゴールデンスランバー


インパクト5位
恩田陸夜のピクニック


インパクト6位
湊かなえ『告白』


インパクト7位
宮下奈都『羊と鋼の森


インパクト8位
上橋奈穂子『鹿の王』


インパクト9位
冲方丁天地明察


インパクト10位
恩田陸『蜜蜂と遠来』


インパクト11位
百田直樹『海賊とよばれた男


インパクト12位
リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』


インパクト13位
和田竜『村上海賊の娘


インパクト14位
東川篤哉謎解きはディナーのあとで

 

う~ん、、
あんまり結論染みたものもなく大変申し訳ないのだが
やはり固めの本については
僕は流行っている感じを受けていないんだなあ、、
でもそれだけとも言えないかなあ、、

ここまで読んでくれた方本当にごめんなさい、、

結論として得票シェアはあんまり関係ないみたい、、

もうすぐ発表の本屋大賞2018を待ちましょう!!

インフルエンザ社内で流行!ついに私の隣の席にまで!

ついに来た、私の席の隣の人にまで

インフルエンザが来た。

社内ではすでにインフルエンザ流行の話は聞いていたのだが、

今週開けて、初めて私のいるフロアにインフルエンザで休む人が発生。

しかもいきなり二人!

 

まあインフルエンザなんて2~3日高熱が下がらないだけで

会社休めるし、大したことないんじゃない?

といつも思っている私だが、

ワクチンを受けたり受けなかったりのくせに

いまだにインフルにかかったことがない。

申し訳ない。

 

しかし実際にインフルにかかったことを想像すると、

保育園に通っているチビ二人も登園禁止になるはずなので、

そうすると高熱でうなされながら、

チビ二人は家にいて、

起きて、起きてよ!とずっと揺すられ続けるのだ。

そしてやっと静かになったと思ったら

延々トーマスやおさるのジョージのビデオが回り始める。

病床に寝ころびながら

ハリウッド映画を見るなどは許されない。

しかも時には会社からの連絡に対応せねばならないだろうから

一日のうち何度かはgmailにアクセスせねばならず、

適当に対応せねばならない状況も続く。

夜になってようやくカミさんが帰ってきても、

ご飯は買ってきたたい焼きとみかんで終わり、

風呂は全員免除、

などの余計に具合が悪くなる光景が容易に想像できてしまう。。

 

やはりインフルエンザは怖そうだ、、!

冬の稽古は辛い

昨夜はとても寒く、剣道の稽古に行くのには辛かった、、
これは毎週同じなのだが、稽古の日は朝から憂鬱。1週間剣道のことばかり考えて、ようやくその日を迎えるというのに、当日になるとアタマの中は稽古を休まざるを得ない理由探しで一杯になるのだ(笑)本当に情けない。

そして昨晩は、本当に寒くて、本当に辛かった。母ちゃんが、サッサ行ってきな!とケツを押してくれたので結果的に行けたのだが、危ないところだった。

行くと遠くの剣友会から先生が来てくださっていたので、稽古をつけてもらい、ありがたいアドバイスも頂けた。

剣道に限らずだろうが、行けば100%、行って良かったと思うのだ。ま、そんなことはこれまた100%、みんなわかっているのだけれどね。

幼児の足音がうるさい! 共同住宅だから静かにすべきか、共同住宅だから我慢すべきか

前に書いた記事に絡んで、ぼんやり考えてみたこと。

我が家は6歳と2歳の息子がいる。6歳は、マンションの下の階に足音が響くことを理解しているので、家の中でフザケてはしゃぐ時も、足音には気を使った動きが取れる。
一方2歳の方は、静かに歩くようにどんだけお願いしてももちろん理解できるはずもなく、むしろカカトに重心寄り気味のベタ足で家中を走り回って、我が家の壁の絵が傾くくらいの振動を引き起こしている。

さて、前の記事にも書いたように、水漏れ事故を起こしてしまったついでに、足音がうるさい、上の階に住む資格がない、一階に住めなど、堰を切ったように下の階の方から苦情を頂戴した我が家である。

下の階の方には相当我慢させていたんだなと妻とも話し、もちろんこちらとしてもこれはうるさいだろうなあとは常々思っていたので
、チビ共には常に注意はしていたが、改善の見込みがない現在、やはり引っ越しするしかないのかなあと、二人でなんとなく結論は見えていた。

しかし、ふと結婚当時住んでいたアパートで、上の階から、毎晩二段ベッドから飛び降りているのではないかというくらいの大きな音がしていたので、もう少し気を使ってほしい旨、一度直接言いに行った時のことを思い出した。その時上の階の人(独身男性)は、ドアから出てくることもせず、インターフォン越しに、「はあ」とだけ言ってあとは無言だったのだ。こちらは泣き寝入りというほどまで行かないが、共同住宅だからまあ仕方ないか、、と自分たちを納得させたのを覚えている。その上わざわざ上まで行って、無言のインターホンに語りかけ続けるというアホみたいな屈辱感というお土産までもらってしまったのだ。

さて、今回、前のアパートの時とは立場が全く逆になってしまったのだが、ふとそのことを思い出したときに、
共同住宅なのだから静かにせよ
共同住宅なのだから我慢せよ
この2つの考え方は常に同時に存在し、場合によってどちらかにウエイトが置かれる状況が発生するのではないかと思い至った。

僕が考えだ結論から言うと、全部俺が正しい、という感じになり恐縮なのだが、
私の前のアパートの上階の人の騒音は、
「周りに配慮できる大人なんだから、大きな音が発生することが分かっているベッドからの飛び降りは、わざわざしないでほしい」
となり、これは合理的という意味では筋が通っている気がするので「共同住宅なのだから静かにせよ」が優先するパターン。

一方で今回の
「2歳の子供の足音がうるさいから、足音をさせないでほしい」
という要求は、土台無理な話で、古今東西2歳児を説き伏せるられる人はいないと思われることから、「共同住宅なのだから我慢せよ」が当てはまるパターンと思えるのだ。合理的判断ができないという点、人類全ての人が通る道であり自然の摂理だ。

で、だから今回のことで当方は悪くなかったのだ、ということではない。
仮に「だから我慢せよ」となるにしても、泣き続ける子供に放置する以外の対応があるように、子供の足音に対しても、私の方でも対策は取れたのだ。例えば吸音マットを敷く、例えば夜は興奮するようなテレビや遊びは避ける、などだ。
要は「共同住宅なのだから、お互いを尊重し合おう」という当たり前のことが、我が家はできていなかったというのが結論であり、また反省点だ。

遅ればせながら本日、吸音床パネル72枚セットというのをネットで購入。走り回るのを止められないまでも、徹底的にできることはやろうと思う。
改めて、下の階の方、ごめんなさい、
m(_ _)m