チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

幼児の足音がうるさい! 共同住宅だから静かにすべきか、共同住宅だから我慢すべきか

前に書いた記事に絡んで、ぼんやり考えてみたこと。

我が家は6歳と2歳の息子がいる。6歳は、マンションの下の階に足音が響くことを理解しているので、家の中でフザケてはしゃぐ時も、足音には気を使った動きが取れる。
一方2歳の方は、静かに歩くようにどんだけお願いしてももちろん理解できるはずもなく、むしろカカトに重心寄り気味のベタ足で家中を走り回って、我が家の壁の絵が傾くくらいの振動を引き起こしている。

さて、前の記事にも書いたように、水漏れ事故を起こしてしまったついでに、足音がうるさい、上の階に住む資格がない、一階に住めなど、堰を切ったように下の階の方から苦情を頂戴した我が家である。

下の階の方には相当我慢させていたんだなと妻とも話し、もちろんこちらとしてもこれはうるさいだろうなあとは常々思っていたので
、チビ共には常に注意はしていたが、改善の見込みがない現在、やはり引っ越しするしかないのかなあと、二人でなんとなく結論は見えていた。

しかし、ふと結婚当時住んでいたアパートで、上の階から、毎晩二段ベッドから飛び降りているのではないかというくらいの大きな音がしていたので、もう少し気を使ってほしい旨、一度直接言いに行った時のことを思い出した。その時上の階の人(独身男性)は、ドアから出てくることもせず、インターフォン越しに、「はあ」とだけ言ってあとは無言だったのだ。こちらは泣き寝入りというほどまで行かないが、共同住宅だからまあ仕方ないか、、と自分たちを納得させたのを覚えている。その上わざわざ上まで行って、無言のインターホンに語りかけ続けるというアホみたいな屈辱感というお土産までもらってしまったのだ。

さて、今回、前のアパートの時とは立場が全く逆になってしまったのだが、ふとそのことを思い出したときに、
共同住宅なのだから静かにせよ
共同住宅なのだから我慢せよ
この2つの考え方は常に同時に存在し、場合によってどちらかにウエイトが置かれる状況が発生するのではないかと思い至った。

僕が考えだ結論から言うと、全部俺が正しい、という感じになり恐縮なのだが、
私の前のアパートの上階の人の騒音は、
「周りに配慮できる大人なんだから、大きな音が発生することが分かっているベッドからの飛び降りは、わざわざしないでほしい」
となり、これは合理的という意味では筋が通っている気がするので「共同住宅なのだから静かにせよ」が優先するパターン。

一方で今回の
「2歳の子供の足音がうるさいから、足音をさせないでほしい」
という要求は、土台無理な話で、古今東西2歳児を説き伏せるられる人はいないと思われることから、「共同住宅なのだから我慢せよ」が当てはまるパターンと思えるのだ。合理的判断ができないという点、人類全ての人が通る道であり自然の摂理だ。

で、だから今回のことで当方は悪くなかったのだ、ということではない。
仮に「だから我慢せよ」となるにしても、泣き続ける子供に放置する以外の対応があるように、子供の足音に対しても、私の方でも対策は取れたのだ。例えば吸音マットを敷く、例えば夜は興奮するようなテレビや遊びは避ける、などだ。
要は「共同住宅なのだから、お互いを尊重し合おう」という当たり前のことが、我が家はできていなかったというのが結論であり、また反省点だ。

遅ればせながら本日、吸音床パネル72枚セットというのをネットで購入。走り回るのを止められないまでも、徹底的にできることはやろうと思う。
改めて、下の階の方、ごめんなさい、
m(_ _)m