チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

何をやってもだめな45年間

いい加減、自分が嫌になった。
意に反して、僕はダメなやつだったらしい。
もう認めるしかない。認めた。

1つ目の会社は営業だったが
入社すぐに大手契約1件をとった。ビギナーズラックだった。今考えると、それが勘違いの始まりだったのかもしれない。

5年の在席中、それ以外は全くぱっとせず
転職した。

その後ネット系のベンチャーに入るも、
ノルマ達成は一回あったかなかったか。
顧客とべったりの営業方法についていけず
技術職に転属。
一文字の入力間違いが命取りのサーバー運営でいくつも失敗をやらかし
最後はでかいミスを犯して、激怒した顧客が社長に猛抗議。反省文を何度も書き直しさせられる。何とか3年在籍も、その会社が買収されるタイミングで転職。33歳。

3社目は再び営業で入り、割と勢いよくやって、実績はないのに雰囲気で主任にしてもらうが、その後、会社吸収合併にあたり降格。
その後、その会社が合併を繰り返し、いつの間にか大手企業に在籍する形になったが、平社員のまま今年45歳を迎える。ついに上司は年下女性。先日はみんなの前で呼び捨てにされ、さすがに笑えなかった。

中学生では生徒会長もやり、高校まで成績も優秀、割とレベルの高い人間というセルフイメージで、社会に出た。

最初の会社が零細だったので、国立大学出身ということでかなりチヤホヤされ、ビギナーズラックも働いて、そのまま「他の人より優秀」との自尊心を根っこに持ってしまった。


今大企業の最下層にいてもまだ、環境が環境なら自分はすごい力を発揮するものと、心の中で思っている。

だが今ここに、履歴書には書けない、本当の自分の履歴をさらけ出してみて、自分には根本的に組織でやっていくための何かがかけていることに気付いた。

具体的に何がかけているかはこれから掘り起こすが、まずは自分は実力がない、というところからすべてスタートさせることにする。
自分で何かを判断するのも、まず疑ってかかるようにしよう。周りの人の原動機、考え方を参考にしよう。むしろ真似しよう。

今僕はとても苦しい。毎日苦しい。たぶん、自分で描く組織の中でのじぶんの姿と、現実のそれとのギャップが大きいからだろう。まずは諦めて、認めることから始めよう