チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

剣道 初めて区の連盟本部の稽古に参加させてもらった

普段僕は
地元の剣友会に参加し、
週一目処に稽古している。

それとは別に、区の剣道連盟が主催する稽古会が、週二回開催されていて、一度行ってみたいと思っていた。
今回機会がかあって初めて参加させてもらった。

本部には所属する子供などいないので、まあおじさんばかりの混成団体のように僕は思っていた。好きなときに来て、まあ軽く汗を書いたら休憩の、まあテニス愛好会みたいなものかと思っていた。

が違った。

始まる時間になると、先生が3人正面に座る。もうそれはそれは風格がある先生方だ。大人ばかりなのでそんなに細かいことは言われないが、みなちゃっちゃと作法をこなし、いざ面付け。

僕は予定があり、30分ほどで抜けないと行けなかったので、いの一番におじいさん先生に掛かった。するとなんのなんの、ものすごい気合と掛け声。地元の剣友会にも7段の先生が何人かいるが、こんな気迫で構えあったことがない。仲間内であるがゆえに流している。そして本部は混成団体であるがゆえ、みな真剣だ。そして本気でしごいてくれた。こちらは四十代半ばのおっさんなのにだ。まるで子供をしごくように、ビシバシ攻めてくる。完全に遊ばれている。だが打突が当たるとか当たらないとかのレベルではなく、安定した体感と足さばき、充実の気合で、こちらはまともに打つこともできないのだ。こんなに圧倒的な圧迫は本当に久しぶりの感覚だった。

結局3人の先生に稽古をつけてもらい、用事を言い訳にその場を逃げたように思えるくらい、ボロボロになって退場した。

他の人たちは、あと更にあと一時間稽古をするのだ。剣友会のせいぜい30分、実質15分の稽古なんて、そりや本部の連中には敵うわけがない。

いずれにしてもこりゃ出直しだ。昨年3段を取って、ようやく人に言えるくらいになったなんて思っていたが、もう恥ずかしくて言えない。でもうれしい。やっぱりダラダラ地稽古をしていても正直成長してる感じがしなかったのだ。剣道はしごいてもらってなんぼじゃ。久しぶりに剣道をした。