チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

神楽坂を散策 街並みを楽しんだ

飯田橋の駅から神楽坂へ入る。
右手に不二家のペコちゃん、左手に靴屋さんなどが立ち並ぶ、神楽坂の入り口だ。

今日は、神楽坂の手前、外堀通り沿いのスタバが一杯だったので、お茶を飲めるところを探して神楽坂を登ってみた。

だが意外にも、なかなか喫茶店がない。そこで坂を登りきる手前で、ふと横道に入ってみた。

するといくつか高級料理店があったあと、すぐ普通の住宅街になった。本当に普通の住宅街。東京のど真ん中ってこうなってたのか、とひとり驚きながら、散策。

だけどよく見るとチラホラ大きな家もあり、また、古めかしいけど当時はモダンだったんだろうなあというデザインの家ありで、落ち着きと統一感がありながらも、バラエティに富んでいた。

ある家は本当に「お屋敷」と呼ぶに相応しい洋館で、高い壁の向こうにニョキニョキと生える大きな枯れ木が、なんだか怖かった。〇〇〇屋敷を思わせる雰囲気だったが、これもまたいかにもそれっぽくて面白かった。

徐々に左に曲がり込み、やがて外堀通り中央線が見えてきた。最後は外堀通りに向かう、急な下り坂だ。僕の横を自転車がサーッと通り過ぎる。この辺りに住んでいる人だろうか、下りはいいとして上りはどうするのだろう?などと考えながら下界へ到着。

堀の向こうには法政大学。随分、市ヶ谷寄りに来てしまった。

カナルカフェを見ながら、外堀通り飯田橋へ戻った。

他人のせいにしちゃいけない、、分かっちゃいるけど難しい

気持ちの切り替えとは難しいものだ。
調子の良いときは、その大事さもわかっており、
自分は切り替えできると思いがち。

そして今、僕は先週土曜日からの家庭不和で
ずっと機嫌が悪い。カミさんに対して。

それで家の中はやや暗い。

6歳も心配してくれるほどだ。

この連休も台無しになってしまった。
サラリと流してしまえばよかったものを
ガチで不機嫌になってしまったために
未だ尾を引く始末だ。
本当にアホみたい。
自分次第でいくらでも楽しくできるのに
わざわざ自分でつまらなくしている。
そして誰がが同情してくれる訳でもない。
何のためのこの意地っ張りなのか。
でも割と大人はそんな感じで、気分を急に変えると言うのは下手なものだ。

それに比べて
子供はものすごい気分の変化を見せる。
ものすごい喧嘩中に、何かのきっかけで大声でゲラゲラわらいだすと、
仲直りねとかなんとかも不要で
再び仲良く遊び始める。

この力は、本当に羨ましい。自我形成が未発達だろうが、単にアホなんだろうが、なんでも構わない。この力を備えていれば、人生相当に楽しく、幸せになるはずだ。

帰ったら6歳と2歳をよーく観察しよう。そして真似よう。

ガンダム00ってめちゃくちゃカッコいいのね!!!! ファーストガンダム以外関心のなかった僕が驚愕!!

BS11で再放送中の「ガンダム00」がたまたま録画されていて、6歳のチビが見ている後ろでたまたま見ていた。「00」については以前映画だけ見たことがあったのだけど、わけわからず、やっぱファーストガンダムが最高峰だなあ、くらにしか思ってなかった。

 

が、今回初めて、第1話を見た。いきなりの殺戮シーン。顔が前方に大きく伸びた、武骨な巨大ロボがやたらリアルな照射音とともにバルカンを打ちまくっている。調べると「アンフ」というらしい。アラビア語で「鼻」という意味だと。実に気持ちの悪い、ガンダムというよりは「太陽の牙ダグラム」に出てきそうなメカニックデザインだ。第一話のこのシーンは本当にガンダムとは思えない、完全に殺戮兵器による虐殺シーンだった。

 

正直のこの時点で、すごいとは思いつつ、リアルっぽさを追求し過ぎて塩梅を見誤った作品だな、やはりファーストガンダムのほどほどのリアルっぽさは神懸っていると、再度認識したものだ。

 

がその後、宇宙エレベーター構想の採用や、この世の矛盾を凝縮したようなソレスタルビーングの武力介入宣言など、次々と提示される刺激的な世界に一発で好きになってしまった。すごい、ファーストやゼータなどとは全然世界が違う。この先どうなるのか全くストーリーを知らないが、これ小説でも読んでみたい。ガンダムと謳っているが、設定が子供アニメではない。


ちょっとこれからの楽しみができてしまった。

医療ドラマの残酷なシーン 未就学児に見せたくないのだか妻が猛反対

アメリカの連続ドラマで「ER緊急救命室」というものがある。その名の通り、事故などの不慮の怪我や病気で次々と運ばれる患者を捌いていくテンポの早い、やや刺激的な人間ドラマだ。

妻が大好きで、本日は休日につき朝食を食べながら皆で見ていた。その時、全ての髪の毛が頭の皮ごと剥がれて、頭部血まみれの男性が悶え苦しみながら運ばれてくるシーンがあった。頭部は生の肉が丸見えという恐ろしい状態なので、僕が思わず「これじゃゾンビじゃん!子供は見るな!」とチビ達に急遽画面を見ないよう注意した。

すると妻は怒り狂って「全然怖いシーンじゃない!実際にある事なんだから、そういうふうに怖いというイメージを子供たちに植え付けないで!実際にそういう人に会ったときバカにするようになってほしくない!」と言ってきた。

子供の前で口論したくなかったので、その場は「そうかな、、これを怖いシーンと、思うのは普通だと思うし、未就学児に見せる必要なんてないと思うけどな」とだけ返した。

しかしこの時、あまりの認識の差に正直相当なダメージを僕は受けた。こんなシーンをわざわざ子供に見せる?こういう人をバカにするような人になってほしくない?嘘だろ、、
信頼している妻。でもこんな大きな、相容れない面もあるのか、、

まだまだ僕は夫婦というもの奥深さを分かっていないな。

読み終わり大泣き「かがみの孤城」

途中途中も良かったのだけど、最後の話の収束はやられた、、布団に入ってからも、ずっと涙が止まらなかった。。45歳のおっさんが、涙が止まらなかった、、

助けた相手が、実は自分を助けてくれていた人だった。時空を超えたこの話は、人間ドラマとしても、青春ものとしても、SFとしても、本当にすごい作品だ。でも一貫して他者への愛が貫いている。ゼンゼンそんなの求めて読んだわけじゃないのに、久々に泣いた。
これは名作だ。おすすめしたい。
 

かがみの孤城 いよいよクライマックス

昨晩は風邪っぽくて早く寝たかったのに、電車の中で読んでいた「かがみの孤城」が後半急展開でやめられなくなり、遅くまで起きてしまった(と言っても0時くらいだけど)

以下ネタバレまではいかないが、やや雰囲気がわかってしまうのでご注意下さい。

まだラストまで行ってないのだけど、もうかなり泣いてしまった。7人それぞれのこれまでの人生。誰を主役にしても物語ができてしまう。考えてみれば、現実に人間が溢れているけど、その一人ひとりに人生の喜び悲しみがある。深い深い悩みや、背負った罪や逃れられないおイタチがある。今電車の中でこのブログを書いているけど、僕の左に立っているお姉さん、右に立っているお兄さん、彼ら彼女らを産んだお父さんお母さん、そのまた親御さん、、無限に人生は広がり、宇宙は広がっていく。僕らはみな孤独のようで、実は全然孤独じゃない。つながりを実感できないだけ、だから扉を開けられないだけ。突き抜けて扉を開けたら全く違う景色が待っている。「あきらめないで!大人になって!」主人公こころの叫びが悩める全ての人に届きますように。。

本屋大賞は「騙し絵の牙」を応援していたのだけど、若い人に読んでほしいのはこっちかな。若い人には本当に生きづらい現代だろう。どうかこの本で勇気をもらってほしい。

ってまだ読了してないじゃんわし。