チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

筑波大学附属小学校受験

只今、長男が筑波大学附属小学校受験中。近くの喫茶店にて待つ。
隣に座っている父娘も、受験中の家族を待っているようで、小さな娘さんがドリルをしながら、○○ちゃん受かるといいね、とお父さんに。ノートパソコンで何かお仕事中のお父さんも、そうだね、と温かい声でやりとり。
知的なお宅だなあ、と聞き耳を立ててしまう。

我が家は、母親が受けるだけは只だからと(正確には受験料2000円位はかかる)応募、一次選考にあたる抽選(いきなり抽選というのがすごい)に、なんと当たってしまったことから話が急展開。二次受験までの6週間、各週末に通う、それ専用の幼児教室に申し込む(というかどのみち為になるということで抽選に当たる前に申し込んでしまっていたのだが。当たっていなかったらここまで一生懸命はやっていなかっただろう)
そしてそれからの週末は車やら電車やらで、毎週1時間半くらいかけて教室へ。

その教室に通いさえすればいいと思っていたが、苦手なことを家で補修することを頑なに嫌がる長男に(6歳としてはそれが当たり前だが)先生に家まで来てもらって個人授業をしてもらったり(もちろん別料金。1回目は大泣きして個人授業にならず、帰っていただいた、、2回目は何とか授業になったが、その悪態ぶりに3回目はお願いしなかった、、)家ではテレビを見てしまうので環境を作ってやろうと近くの公民館を借りたり(我が家は共働きなので保育園が終わって19時から一時間くらいやった。これまた本人のものすごい抵抗にあったが、菓子パンやらお菓子やら、公民館の広い畳の部屋でお馬さんしてやるやら、とにかくなだめすかしてやった。が、これも2回目は本当に完全に拒絶を受け、その分本人的にも多少譲歩し家で幾ばくかは補修ができた)とにかくハチャメチャ、怒涛の2ヶ月間、そしてラスト二週間だった。

今朝、会場近くの駅に着き、会場に行くまでの道すがら、個人授業してくれた先生が道でみんなを応援してくれていて、長男を見つけて声をかけてくれ、最後にギュッ抱きしめてくれた。短い間だったけど、先生方にはアドバイス頂いたり本当に感謝です。

もともと他の子より落ち着きがなかったり、人の話を全然集中して聞けなかったりの長男でしたが、この数週間で本当に大きく成長しましました。また時に、母親も私も、大泣きする本人に無理矢理立たせたり、やらせたりするシーンもありましたが、でもそれでも彼が歯を食いしばって最後はがんばったという経験は、親としても本当にいい機会でした。

間もなく二次試験が終わって二人が出てきます。さて結果どんな感じかはさておき、この機会をくれた筑波大学附属小学校とそれに手を上げた母親に感謝です!