チャンバラ剣道ブログ

なまくら刀で一刀両断。斬られるのは世の中かこの俺か。

いよいよ本屋大賞ノミネート、直木賞、芥川賞発表!

来週末にも発表を控える本屋大賞ノミネート、そして直木賞芥川賞各発表。
本屋大賞はまずは1月18日にノミネート発表だけで、大賞の発表は4月だ。
でもノミネートだけで書店は大盛り上がりになるので今年はどんなタイトルが入ってくるのか楽しみだ。
雰囲気からすると辻村深月の「かがみの孤城」、中村文則「R帝国」なんかは入ってくるのだろうな。

本屋大賞大いに結構なのだが、毎年一つ違和感があって、
それは本屋さんから絶賛されるエントリータイトルについてAmazonなどでレビューを見ると、
必ずしも高評価ではないことが結構あるということだ。
ありゃ何なんだろうな?

昨年エントリーした川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」や
昨年末キノベスにも入った先程上げた中村文則「R帝国」など、
広告や帯キャッチを見て、コリャ面白そう!とすごく思って手に取るのだが
レビューでは辛辣なものが多くを占めているのだ。
こりゃ何なんだろう?
好き嫌いが分かれるくせのある作品、、という訳でもなさそうなのだ。


本屋大賞は全国の書店員が投票により選ぶというから、出版社からの
営業的なものも影響してるのかなとも思ったもするが、
先述のようなレビューが芳しくない作品も、
ランキングではしっかり上位にあるので、書店員人気だけでなく実際売れているのは確かなのだろうなあ。

まあ今年はどうなるのやら。
変わり種で塩田武士「騙し絵の牙」も2017年の話題作だったので、ああいう面白い仕掛けがされている本もエントリーしてほしいな。

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